広島の粋仙会書道教室

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今日は練成会



今日は午前中、園芸に勤しみ、
午後は13時から20時まで、
水茎会の練成会でした。

練成会のターゲットは、
第70回毎日書道展です。
龍仙は会員になってから2回目の出品です。

最初のころは、二八は長いなぁって思ってましたけど、
最近はようやく長さ、大きさにも慣れて、
紙面に圧倒されることなく、
筆が運べるようになりました。

目下、龍仙の字とはどんな字なのか、
自分ではよくわからないので、
周りの人に聞きながら、
自分らしさを確認しつつ、
新たな作品へのチャレンジをしています。

わが師には大変申し訳ないとは思いつつ、
同じような字を書くなとの厳しい教えに基づいて、
日夜、龍仙の字とはどんな字なのか、
特徴的な部分はどこなのか、
未だわかってはいませんけど、
破筆と行の構成と字の手足の伸ばし方に
特徴があるようです。

まぁ臭いと一緒で、
自分の臭いはとかくわからないもので、
自分なりに納得のいく字を書いていくしかないです。
結果の評価は皆さんに委ねます。

ただ、今回は、
前回と違って、書いてても苦しさがないですね。
むしろ楽しいくらいです。
書く時の余裕というか、
自分制御というか、
テンションも高すぎず低すぎず、
技術的にも下手ではなく、
時におッと思わせる線がかけてみたり、
数年前と比べれば、
落ち着き過ぎともいえる状況で、
気持ちにも抑揚をつけられるようになり、
爆発力のコントロールができるように
なってきたのが自分でも判ってきました。

岡本太郎曰く
「芸術は爆発だ」
とのことですが、
書は爆発力のコントロールだ
と龍仙的には思う今日この頃です。

墨を散らしまくり、
ひたすら筆を紙にたたきつけるのは、
できなきゃダメですけど、
それだけでは芸術にはならない。
悪い言い方をすると、
ちょっとの努力で誰でもできる!!
ってことです。

力強さは確かに感動を与えますが、
日本人にはそれだけでは良いとは言われないんです。
力強さを越えたところの領域に
何かあるような気がしてます。

まぁだらだら書いてますけど、
今回はいつになく、スマートに作品ができました。
狙ったところ以上で完了です。

明々後日に倉吉で
最終決定になるので、
それまで少し時間がありますが、
それまでに今日の作品より良いのができれば、
そちらにしますが、
おそらく、この後は、
意図が勝ち過ぎて、加齢臭がしてくるのが、
毎度のパターンなので、
今回は早々に終わりにして、
7月のアートサロン毎日「書道芸術院の書・漢字」で
恥をかかないようにという消極的な思考ではなく、
良い評価を得られるよう、
草稿作成に入ります。

今年は字面を同じにして、
表現を変えて、各展覧会に出す予定でいます。
対象の展覧会は3つ
毎日書道展、書道芸術院展、アートサロン毎日の選抜展です。
長野は当分モアイ系で行こうと思ってます(笑)

そうそう、
そういえば、昨夜、何気に、
書道マイデジタル図書館のサイトで、
ボーッといろんなところを触ってみたら、
おや?ってところがままあったので、
あれこれ修正してたら、
夜の3時になってしまいました。

でもって、
書道マイデジタル図書館のサイトで、
教室登録をすると、サイト内のグーグルマップに
赤ピンマーカーが自動で出て、
ホバーで教室名、クリックで教室情報、
さらに、リンククリックで作品登録があれば教室の作品が表示されるという、
龍仙的には当サイトで2番目に絶賛の機能が完成しました。

ちなみに1番目は画像処理です。

書道教室をお持ちの方はぜひ、ご登録をお願いします。
登録されなくても、
龍仙が人力でちょっとずつ教室登録を勝手に増やしていきます(笑)

これからの書道教育のアプローチとして、
書道マイデジタル図書館を作り込んでいます。
競書雑誌と教室広告、
最終的には全国共通の段級位基準ができれば、
龍仙のお仕事は完了です。

今は、自分の社中で酷使してみて、
使い勝手を良くしているところです。

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