広島の粋仙会書道教室

子どもから大人まで、一人一人に合った指導で無理なく上達

モアイ像な作品を模索中





今日も生徒がノーバディな
緑井4丁目教室は、
ここのところ、アトリエと化してます(笑)

そもそも、アトリエというほど、
いい場所ではないんですけど、
ちゃんとエアコンはあるし、
道具は揃ってるし、
自宅で書くより余程集中できます。

以前は書く前の準備に小一時間かかってて、
書く前にベッドを上げて、
掃除機かけて、
狭い部屋であちこちぶつかりながら、
書いていたもんですが、
それでも2×6が限界でした。

緑井4丁目教室は
おんぼろアパートではありますけど、
部屋の仕切りを突破らっているので、
かなりの大きさまですぐに書ける状態にできます。
最大で、6尺12尺までは書けます。
書けるというだけで、
書くということとは別問題です(笑)

そんな大きなサイズを書くのは
当分先です。

さてさて、
謎の表題「モアイ像な作品」ですけど、
長野県現代書藝展に出品する作品のことで、
ユーモラスで謎めいていて愛嬌のある
モアイ像をなんか作品に取り込みたくなったんですよね。

龍仙お得意の、思いつきから始めよう!!
の最たるものではあるんですけど、
ただのお絵かきではダーメなので、
どこに書的要素を取り込むか、
逆に書の中にどうモアイ像を取り込むか、
グーグル先生にモアイ像を見せてもらいながら、
筆に墨をつけて、
落書きしながら、
神が降りてくるのを待っているところです。

最初の作品よりは
随分とクオリティは上がってきた感じですが、
果たしてコレで書?と言えるのかどうか??
前衛ですと言ってしまえば、
どんな作品でも出せるちゃあ出せるんですけど、
これは前衛でもないよね!
なんて言われないギリギリのところを
模索中です。

今のところ、
モアイ像は捨てられるものは全て捨てて、
最小限の線で表現し、
その線を書的な線で一発書きし、
背景には隠し文字を入れた、
迷路のような模様を細かく書き込んで、
モアイ像をより浮き立たせる構想です。

モアイ像の一発書きは、
年賀状の干支キャラ制作と同じプロセスなので、
案外に早く決められたんですけど、
意外と迷路模様のピッチというか、
濃度というか線質というか、
こちらの調整の方が難儀です。

本当はここに作品を載せたいんですけど、
展覧会出品の要件に未発表作品というのがあるので、
ここには掲載できません。

ただ、自分で見ても、
思わず吹き出す、
いい感じの出来にはなってます。

明日は暑い中、
倉吉へ向かいます。
毎日書道展の書道芸術院山陰支局祝賀会出席と
師匠の個展で売れた作品のお届けと、
篆刻のご注文品のお届けです。

道路が混んでないことを祈ります。

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